コンピューターに、
理想の美女をシミュレーションさせたら、
あんまり印象的な顔じゃなかったらしい。

「世界かさぶた選手権」というものがあったら
みんな面白くて、グランプリは選べないかもしれない。

傷ができた理由はそれぞれ
治療の状態もそれぞれ
はがしかけだったり、何度もはがしたあとだったりして…

事業に成功してお金持ちになった人が
その後なにをしたか、という話よりも
失敗した人が、どんな理由で失敗したか
それからどうしたか、という話の方が、興味深いと思う。

傷には歴史があって
どのように治ったか、
治った傷とどう付き合ってきたか、ということが、
その人を作っている。

つけられた傷も絆ならば、
それを愛おしむ気持ちも生まれてくる。

歳をとるとは、そういうことかもしれないと
このごろは考えている。