I will be the one to open the door.
私がドアを開けます。

I will be the one to pay today.
今日は私が払います。

日常会話で、よく使われる表現です。

僕が「the one」という表現を知ったのは映画「マトリックス」で
そこでは「You are the one」が
「あなたは救世主だ」という意味で使われていました。

そのせいで「the one」と聞くとすごく重大な任務のように感じるのだけど、
実際は、僕が今いるフィリピンでも毎日のように聞く言い回しです。

直訳すると「私が、その(それをする)人になる」という意味ですが
個人的な感覚として、すごく潔いイメージを抱きます。

誰かがやっていることに外野から文句を言ったり
何も始まっていない段階で、懸念やリスクについてばかり議論したり
自分の意見を言わず、決まったあとで不平不満を言うようなイメージとは
対極にあるスタンスのように思います。

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「私が、それをする人になる」ということは、
当事者になるということであり、
現場に足を踏み込むということであり、
そこでの自分の行為に責任を負うことを
主体的に選択するという表明ではないでしょうか。

自分自身が、問題ではなく、「答え」の一部になる。
一歩ずつでも、答えを示しながら、足を踏み出していく。

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今、巨大な災害の影響下で
多くの人が、自分に何ができるかと考え、行動していると思うけど

被災地にいないとしても、
放射能の影響や、電気・生活用品の供給などをはじめ
そしてこれから迫られるであろう価値観の変化に際して

自分のいる場所を「現場」と考えることで、色んな行動を
自己満足とか、偽善だとか、自分の力は小さいだとかいった考えに減速されずに
着実に為すことができるのではないかなと思い、この文章を書いてみました。

宮沢賢治は「自分を勘定に入れずに」と言ったけど、
今は、「自分を勘定に入れて」行動する方がリアルに感じます。

自分で考え、自分で決める。

I will be the one.

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